戦評

【FC XEBEC中津川  活動報告】

日頃はFC XEBEC中津川の活動にたくさんの応援を頂きまして誠にありがとうございます。

7月14日(日)に行われました「第26回全国クラブチームサッカー選手権県大会2回戦」の試合結果を報告します。

1回戦に続き、同じ県1部所属の相手との対戦です。

雨上がりで湿度は高いものの比較的涼しく良いコンディションでのゲームになりました。

前半立ち上がりは早めに前線に預けチャンスを作り、03分に26.小栗がファーストシュートを放ちます。

しかし良い時間帯は続かず、05分、自陣バイタルエリア付近でルーズボールを相手に拾われるとチェックが曖昧なままドリブルで持ち込まれ、強烈なシュートで先制点を献上してしまいました。

その後もコンパクトな陣形を保つことができず中盤で相手にプレッシャーがかからない状態が続きます。

ボールを散らされサイドから仕掛けられ決定機を作られますが何とか凌ぎ、前半を終了しました。

後半、思い切ってラインを上げ相手中盤へのプレッシャーを強め自由にさせないことを全体で共有して臨みます。

またスピードのある9.今井を投入して縦への意識を強めました。

07分、前線でのプレッシャーから相手DFのパスミスを見逃さず、ボールを奪った26.小栗が相手GKの頭上を越すループを決めて同点に追いつきます。

後半からやや前目にポジションを移した7.武藤が高い位置で展開に絡みチャンスを演出すると、12分には9.今井が右サイドで仕掛けてクロス、相手GKが弾いたところにまたも26.小栗が詰めて逆転に成功します。

後半の中盤以降は高いラインをキープできるようになったことで相手に自由を与えず、ボール奪取位置も高くなり良い時間帯が続きます。

また、前線からプレッシャーをかけ続け、ロングボールの出処も上手くケアできました。

後半33分、厳しいチェックでボールを奪った5.成瀬がそのまま攻め上がると左サイドでフリーになっていた15.太田にスルーパス。スピードを活かしてそのまま持ち込み、ダメ押し弾を流し込みました。

後半の修正がハマり、逆転勝利となりました。

前半は厳しい展開でしたが、粘り強く我慢したことが後半の逆転に繋がりました。

勝ち上がったことと共に、チームとして経験値を積む一戦になりました。