戦評

【 FC XEBEC中津川  活動報告 】

日頃はFC XEBEC中津川の活動にたくさんの応援を頂きまして誠にありがとうございます。

4月7日(日)に行われました「第55回(平成31年度) 全国社会人サッカー選手権 岐阜県大会 2回戦」の試合結果を報告します。

相手の堅守に苦しめられながらも勝ち切った1回戦。2回戦は走力で優る大学生チームとの一戦となりました。

前半、相手は最終ラインからシンプルに長いボールを前線に供給して押し込んできます。

これに対応してDFラインを少し下げられ、セカンドボールを拾われる流れから序盤は苦しい時間帯となりました。

相手のセットプレーも数が多くなりますが、集中した守備で得点を許しません。

試合が落ち着き始めると徐々にマイボールの時間が長くなります。

11.佐々木が裏へ抜け出しやクロスに合わせる形でチャンスを創り、後は決めるだけという展開に持ち込みます。

しかし最後の詰めが実らず、前半は0-0で終了となってしまいました。

後半、サポートの動きや繋ぐ場面について確認し臨みます。

立ち上がり、集中を欠いたのか、マークがややルーズになりピンチを迎えますが、すぐに修正し事なきを得ます。

また、相手のサイドハーフが高い位置を取ることによって中盤に生まれるスペースを活かし、ボールを保持する時間が多くなりました。

サイドからの仕掛けも増え、チャンスを作りますが、押し込んだ分だけ逆に相手カウンターの場面も増えていきました。

しかし得点をなかなか奪えずにいると後半32分、相手のロングシュートがゴールに吸い込まれ先制を許してしまいます。

残り10分弱、前線に人数をかけ同点を狙いますが、11.佐々木の際どいシュートが枠を外れるなどゴールに繋がりません。

終了間際、8.高瀬のFKに21.田中(克)がダイビングヘッドで飛び込みますが僅かに合わず、試合終了となってしまいました。

相手のシンプルな攻撃にうまく対応し、攻撃では決定機も多く作りましたがチャンスを活かしきれない展開になりました。

ビルドアップ時のサポートや攻撃の緩急をコントロールできず、試合を支配できないという点が結果に繋がってしまい、リーグ開幕に向け、課題の多く残る一戦となりました。