戦評

【FC XEBEC中津川活動報告】

日頃はFC XEBEC中津川の活動にたくさんの応援を頂きまして誠にありがとうございます。

9月8日(日)に行いました「トレーニングマッチ」の結果を報告します。

次節のリーグ戦に向けて、地元の中津川工業高校とトレーニングマッチを行いました。

ここ最近の不調から脱するきっかけを掴みたいところです。

１本目、立ち上がりからなかなか主導権を握れません。

また、守備時に球際での厳しさが足りずドリブル突破、シュートを簡単に許してしまいます。

17分、低い位置で奪われて中央から突破されると、スルーパスに対してGKとDFの処理連携が乱れ相手に押し込まれて失点となってしまいました。

攻撃面では出し手と受け手の狙いが合わず、高い位置で起点が作れません。

縦にボールを入れた時にも全体での連動が乏しくサポートができず、セカンドボール回収も後手に回る流れとなります。

時折サイドからの突破で好機を作るものの単発に終わってしまい、無得点で終了となりました。

２本目、相手DFの裏を狙う意識を強くして攻撃の活性化を図ります。

その狙い通り、縦への長いボールを入れた際に中盤以降も含めて全体を押し上げることで攻撃に厚みが出始めます。

奪われた後もそのまま前からプレスをかけるかステイするか上手く使い分けバランス良い試合運びになりました。

しかし20分、飲水タイム明けに集中を欠き、スルーパスからGKとの1対1になり失点を喫してしまいました。

さらに33分にはまたしても悪い位置でのボールロストからドリブルで運ばれ追加点を許します。

失点後はややトーンダウンしてしまい、全体的に攻守ともに強度が落ちてしまいました。

結局得点を返すことができず２本目終了となりました。

３本目は互いにプレスの強度が下がったこともあり、ボール回しはスムーズになりました。

立ち上がりの03分、ゴール前の混戦から最後はFW堀尾が体で押し込みます。

その後も丁寧にボールを運び崩しにかかりますが追加点はなかなか奪えません。

１、２本目と同様にややミスが多く、低い位置で奪われる場面はやはり多くなってしまいました。

終了間際に相手にPKを与えてしまいましたがこれは相手が外し、何とか無失点で終えることになりました。

攻守ともに全体での連動と狙いの共有が出来ている時間帯とそうでない時間帯での差が大きく出る展開になりました。

次節のリーグ戦は強豪相手ですが、チーム全体で高い集中を保ち続けることが求められます。

最後に今回のトレーニングマッチに会場まで応援に来ていただいた方々、暑い中にもかかわらず誠にありがとうございました。今回のトレーニングマッチを繋げていけるよう活動していきますので今後ともよろしくお願いいたします。