戦評

【 FC XEBEC中津川 活動報告 】

日頃はFC XEBEC中津川の活動にたくさんの応援を頂きまして誠にありがとうございます。

10月28日(日)に行われました「第50回 岐阜県社会人サッカー 1部リーグ 第7節(順延分)(第2節順延)」の試合結果を報告します。

前節、勝点を積み上げることができ今節も勝点を目指し全員で最後まで戦い抜くこと、また今節の重要性を確認し挑みました。
立ち上がりから風が強く吹き風上にエンドをとった相手は追い風を使いシンプルに自陣DFラインの裏を狙ってきます。
シンプルに裏へ蹴り込んでくる攻撃に対し徐々にDFラインが下がりはじめ選手間の距離をコンパクトに保つことができません…そんな中、最初のチャンスは5分過ぎ、右サイドバックに入った14.鷹見からのパスに17.加藤がワンタッチで相手を交わしファーサイドへ鋭いシュートを放ちますが惜しくも枠を外れます…その後も攻撃の手を休める事なく10分、右サイドに流れた17.加藤からのパスに19.土屋がスルーすると二試合連続となる8.高瀬のミドルシュートが決まり幸先よく先制を奪います。
リードしたまま試合を進めると30分アクシデントに見舞われます…
先制点の起点となった17.加藤が足を痛め負傷交代となります…
終盤に差し掛かると失点を恐れ、再び相手の裏へのボールに対しDFラインが下がりはじめ次第に主導権を握られ厳しい試合展開が続きます…
幾度となく自陣深くまで攻め込まれるものの集中して対応し失点こそ許しませんがその悪い流れを変えることができず相手優勢の状態で前半を終えます。
後半、相手の攻撃に対しDFの配置を変え追加点を目指し最後まで戦おうと声を合わせます。
後半も立ち上がりから攻め込まれますが序盤を凌ぐと次第に低い位置ではありますが自分達がボールを保持する時間が増え始めリズムが生まれます。
しかし次第に両チームとも球際が激しく主審の笛が多くなり少し荒れた展開になります…
そんな中、前半途中から出場の15.太田がみせます。
29分に左サイドでボールを受けると中央へ二人三人と相手をかわしていき少しアウトにかかったシュートがゴールファーサイドに決まり待望の追加点をあげ二点差とします。
しかし歓喜もつかの間、相手のカウンターから自陣ペナルティエリア内でファールを取られPKを与えてしまいますがこの最大のピンチにGK1.永山が立ちはだかります。
相手のコースをついたキックに対し見事な反応を見せゴールを死守するとチームに勢いをもたらします。
残り15分となると相手は枚数をかけ攻勢に出てきますがDF陣が中心となり声を掛け合いボールを奪うと素早く前線へ繋ぎチャンスを迎えるも最後のところでパスがずれ追加点とはなりません…
しかしDF陣は最後まで相手の厚みのある攻撃に対し体を張り無失点で切り抜け今節も勝利を掴むことができました。

流れが悪い中でも辛抱強く戦いその時間を切り抜け得点を奪う…自分達の弱い所でもありなかなか出来なかった事が最近の試合では徐々に出来てきている反面、一人一人の状況判断であったりハードワークという点ではまだまだ改善、追求しなければならない課題も出てきました…
残り3節、少しでも上位に食い込めるよう戦い抜きたいと思います。